多少不自由なくらいがいいなと思うこの頃
お店には1年以上冷蔵庫がなくて、あいかたさんがアイス食べたいと聞けば買いに出て、長くお店にいる日は氷を買ったりして過ごした夏があったんですが、昨秋冷蔵庫を譲っていただきました。これでいつでもアイスはあるし、差し入れのケーキも冷やせる便利さを感じる事ができました。
けれど気づけば冷蔵庫がない事に慣れていたからか、必要最小限のものしか入ってません。
今私のイヤホンは100円でかいました。すぐ壊すから自分に反省するためにもこれにしました。使うとやっぱり音質悪いんだけど、なんかそれが昔に戻った感覚。あの頃はイヤホンがカッコよく感じ、その曲を独り占めできてる感じが好きだったのを思い出しました。今は高音質で好みの音質を探そうと思えば沢山の中から選ぶ事もできる。けれど100円イヤホンは使い捨てカメラが流行るエモさと同じくらい音にもエモさがある。あの頃の自分に戻って若いバンドの曲を聴くと新鮮。
実は恥ずかしながら自宅の洗濯機やコンロも壊れかけていて不自由だけど今は完全に壊れるまで使う気持ちでいます。前までなら絶対すぐに買い替えてた。
なければなくても良いくらいの感覚でいなければ、ある事へのありがたみもわからないし、必要かどうかの判断もこれ（家電など）に限らずぼやけてしまう気がしてしまうんです。
元々が貧乏性でもあるんですけどね、いつのまにかある事が当たり前になりすぎてそんな自分を忘れていました。
なんとなくここ最近「ある事が当たり前ではない」と思いたい衝動になってます。
風水的にはきっと良くないんだと思うんですよ。でも丁寧に使わないといけないとか、洗濯にも料理にも込めること、かける事が大切だとか、もっと基本的な所に戻って生きる方が風水を知らなくても良い気を取り込めるのではないかなと今は思います。
